Homeワークショップ第7回ワークショップ
第7回ワークショップ

「第7回ワークショップ」開催案内

・日 時 : 2009年11月20日(金)〜22日(日)
・場 所 : 中央大学校(韓国ソウル市)
・テーマ : "Economic Recession and Retail Internationalization"

プログラム

第7回ワークショップイメージ

<テーマの趣旨>

2008年9月以降、世界同時不況と呼ばれる未曾有の経済危機に直面し、各国政府は景気浮揚を目指して積極的な金融・財政政策を打ち出している。それにもかかわらず、深刻な事態からの急激な回復は当面期待できそうにない状況である。

一方、先進諸国においては、国内小売市場が飽和化したことにより企業の成長余地が失われつつある。そのため、先端的小売企業が国内市場の代わりに著しく成長するアジアと東欧市場に進出し始めた。しかし今回の世界同時不況は、すでに飽和化した先進諸国の国内市場をさらに疲弊させ、成長著しいアジア市場と東欧市場での発展にもブレーキがかけられるようになった。

小売業の成長は、経済状況のみならず消費者心理にも大きく影響されている。現在の世界同時不況は、はたして各国小売市場および小売企業の成長にどのような影響を与えているのであろうか?第7回SARDワークショップでは、「世界同時不況と小売国際化」をテーマに、さまざまな角度から迫ってみたい。例えば、

  1. 経済危機勃発後、国内小売市場では何が起こっているか。
  2. 政府は小売業に対してどのような政策を打ち出したのか、その効果はどのようなものであったか。
  3. 各国間で、政府の対策の効果にどのような差異があったか。
  4. 国内小売業は、経済危機の影響をどのようにして乗り切ろうとしているか。
  5. 世界同時不況は、国際化を進める小売企業の戦略にどのような影響を与えているか。
  6. アジアや東欧市場において、国際小売企業とローカル小売企業の競争にどのような変化があったか。
  7. 有望市場の成長鈍化は、小売国際化にどのような影響を与えるか。
  8. 不況に左右されずに収益構造をより安定化させている小売企業の存在とそこから学ぶことは何か。
  9. 10年前のアジア経済危機と現在の世界同時不況の時期において、国際小売企業の戦略はどう違うのか。

上記以外にも多面的な関心に基づいて、世界同時不況を経済政策あるいはマクロ経済問題としてではなく、小売業との関連性にフォーカスを絞って問題に切り込むことが期待される。

ページトップへ

Site Menu

Copyright (C) University of Marketing and Distribution Sciences. All Rights Reserved.