・日 時 : 2009年11月20日(金)〜22日(日)
・場 所 : 中央大学校(韓国ソウル市)
・テーマ : "Economic Recession and Retail Internationalization"
2008年9月以降、世界同時不況と呼ばれる未曾有の経済危機に直面し、各国政府は景気浮揚を目指して積極的な金融・財政政策を打ち出している。それにもかかわらず、深刻な事態からの急激な回復は当面期待できそうにない状況である。
一方、先進諸国においては、国内小売市場が飽和化したことにより企業の成長余地が失われつつある。そのため、先端的小売企業が国内市場の代わりに著しく成長するアジアと東欧市場に進出し始めた。しかし今回の世界同時不況は、すでに飽和化した先進諸国の国内市場をさらに疲弊させ、成長著しいアジア市場と東欧市場での発展にもブレーキがかけられるようになった。
小売業の成長は、経済状況のみならず消費者心理にも大きく影響されている。現在の世界同時不況は、はたして各国小売市場および小売企業の成長にどのような影響を与えているのであろうか?第7回SARDワークショップでは、「世界同時不況と小売国際化」をテーマに、さまざまな角度から迫ってみたい。例えば、
上記以外にも多面的な関心に基づいて、世界同時不況を経済政策あるいはマクロ経済問題としてではなく、小売業との関連性にフォーカスを絞って問題に切り込むことが期待される。